<新型コロナ>東京の感染、増加傾向で「ステージ4」に迫る 都が「緊急対策」の会議

2021年6月29日 19時29分
 東京都は29日、新型コロナウイルス感染者が新たに476人報告されたと発表した。新規感染者数は10日連続で前週の同じ曜日を上回った。国指標で最も深刻な「ステージ4」の感染状況に近づき、都は警戒を呼びかけている。
 都内のステージ4の基準の1つは「直近1週間の人口10万人あたり新規感染者数が25人」。29日時点の本紙の試算では、この数値が24・8人にまで上昇した。7日間平均の増加比も4日連続で1・2倍を超える1・21倍となり、増加傾向が顕著になっている。
 都はこの日、「感染再拡大に備えて緊急対策に取り組む」とし、担当者による危機管理対策会議を開催。(1)繁華街や路上飲み対策の見回り(2)飲食店への感染防止策実施の働き掛け(3)テレワークなど人流抑制策(4)ワクチン接種の促進―といった取り組みをさらに強化してくことを確認した。
 静養中の小池百合子知事に代わり、会議を総括した多羅尾光睦副知事は「ワクチン接種が進んで高齢者の感染や重症化が減った一方で、若者や中高年への感染が広がっている」と感染状況に懸念を示した。(小倉貞俊)

おすすめ情報

東京の新着

記事一覧