テレワーク移住で人口減少 専門家「コロナ収束後も続くが限定的」<コロナ禍の東京は…③>

2021年6月30日 21時42分
 新型コロナウイルスが感染拡大した昨春以降、東京都の人口は減少傾向にある。都の人口推計によると、今年3月は約1394万人で、昨年5月と比べ約6万人減少した。
 一方、在宅勤務によるテレワークが定着。都によると、従業員30人以上の都内企業のテレワーク実施率は昨年3月に24%だったが、3度の緊急事態宣言ごとに上昇。今年5月には64・8%まで伸びた。
 コロナ禍の人口変化を調査した三井住友信託銀行の貞清栄子さんは「テレワーク移住を検討する人が増え、コロナ収束後も転出が続く可能性はあるが、対面によるサービス業が中心の東京でテレワークができる人は限定的。都内への通勤が全くなくなるといった姿は想定しづらく、東京圏近郊への分散にとどまると考えるのが現実的ではないか」と分析する。(山下葉月)

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