21年の路線価 宇都宮東口、今年もトップ

2021年7月2日 08時08分

2年連続で最高路線価となった宇都宮駅東口駅前ロータリー=宇都宮市で

 関東信越国税局は一日、栃木県内の八税務署管内の二〇二一年分路線価(一月一日現在)を公表した。
 宇都宮市宮みらいの宇都宮駅東口駅前ロータリーが一平方メートル当たり三十万円と、二年連続で県内最高となった。
 駅前ロータリーは、次世代型路面電車(LRT)整備の影響などから、昨年初めて最高地点になった。変動率は、昨年は13・7%と大きく上昇したが、今年は3・4%増にとどまった。
 県内の調査対象約四千九百地点の平均変動率は前年比1・1%減で、調査方法が変わった二〇一〇年以来十二年連続の下落。下落幅は三年ぶりに拡大した。
 県内税務署管内の最高路線価上昇は宇都宮のみ。栃木、氏家、真岡の三署が横ばい、足利、大田原、佐野、鹿沼の四署が下落した。
 下落幅が最も大きかったのは、足利管内の足利市朝倉町の国道293号で、3・2%減の同六万千円。
 県不動産鑑定士協会の鈴木健司会長は、新型コロナウイルス感染症の影響について「価格が上昇していた地点で、上昇率の鈍化や横ばいに転じた地点もある。感染者の再拡大がなければ、影響は和らいでいくと推察する」と分析した。(小川直人)

関連キーワード

PR情報

栃木の新着

記事一覧