スター軍団、日本初上陸 「DC展 スーパーヒーローの誕生」あす開幕 東京・六本木 東京シティビュー

2021年6月24日 08時00分
 米国最大級のコミック出版社・DCの特別総合展「DC展 スーパーヒーローの誕生」が25日、東京・六本木ヒルズの東京シティビューで開幕する。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンなどDCキャラクターたちの魅力を余すところなく一挙公開する。映画で使用された衣装や小道具からバットモービルなどの大型ツールまで、さらに貴重なコミックの原画など合わせて400点以上を展示する。各エリアの見どころを紹介する。

【バットマンエリア】

バットマン&ザ・ジョーカー ピンナップ(1980年ごろ)

 最大級の立体展示となるのが、映画「ダークナイト」シリーズで登場したバイク型モービル「バットポッド」。バットマンがはいつくばるように乗った実物で全長三・七メートルの迫力だ。映画関連作品では、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で現れたバットマンのアーマー(装甲)型スーツはファン心をくすぐる逸品だろう。

バイク型のバットモービル「バットポッド」。映画「ダークナイト」シリーズで使用された実物

 一方、スーパーヴィラン(悪役)たちの出品作にも注目してもらいたい。一九四〇年に初登場して以来、スーパーヴィランを代表するジョーカーの関連作品が盛りだくさん。原画のほか、名優ジャック・ニコルソンやヒース・レジャー、さらに映画「ジョーカー」でホアキン・フェニックスが着用した衣装などを展示する。展示数は約二百点。

「バットマン:ザ・リターン#1」(2011年1月)表紙

【ワンダーウーマンエリア】

映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で使用されたワンダーウーマンのコスチューム

 コミックの原画などを通じて、ワンダーウーマンのコスチュームがどう進化したかがたどれる。
 ワンダーウーマンはアマゾンの王女であることから、初期のコミックではローマ風のサンダルを履いていたが、一九六〇年代終盤には戦闘用のブーツに変わった。
 また胸元のワシのシンボルは次第に様式化され、八〇年代初頭にはWの字を重ねたデザインに変化した。
 映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で出演のガル・ガドットが着用したコスチュームは、剣闘士のようなメタリックアーマーとなっている。展示数は約六十点。

【ジャスティス・リーグエリア】

ジャスティス・リーグを描いたグラフィックデザイン

 ジャスティス・リーグは、最強のスーパーヒーローたちで構成され、メンバーは新たな脅威に立ち向かうたびに入れ替わる。
 展示されるアメコミ作家の巨匠アレックス・ロスの絵は、ジャスティス・リーグのテーマを象徴している。この絵には、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーン・ランタン、アクアマンら十四人のメンバーが登場。全員が一丸となって守るべき地球へと飛んでいく様子をグラフィックスタイルで見事に描いている。展示数は約五十点。

【スーサイド・スクワッドエリア】

 スーサイド・スクワッドとは、DCコミックスの悪役が結集したチーム。映画シリーズでは、政府が無理やり結成させたスーサイド・スクワッドに減刑を条件に悪との戦いに挑ませる。
 二〇一六年の映画「スーサイド・スクワッド」で、一躍注目されたスーパーヴィランがハーレイ・クイン。同映画、続く二〇年の「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」でハーレイ役を演じた女優のマーゴット・ロビーが着用したコスチュームを展示する。
 また、八月公開のDC最新作「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結」に登場したブラッドスポート、ピースメーカーの衣装も初披露する。展示数は約三十点。

【スーパーマンエリア】

スーパーマンと変身前のクラーク・ケントを描いたコミックの原画=「スーパーマン#201」(1967年11月)表紙

 一九三八年にコミックスで初登場したスーパーマンは、以後のスーパーヒーローたちの源流となった。同時にDCコミックスのキャラクターはアンディ・ウォーホルに代表されるポップアートの芸術家に大きな影響を与えた。スーパーマンが相手を吹き飛ばす強力な息を吹きかける「スーパーブレス」を描写した絵は、六一年のコミックに掲載されたひとコマをウォーホルが再現した。
 立体展示で目を引くのが、映画「スーパーマン」(七八年)で主演のクリストファー・リーブが着用した衣装。深紅のマントが印象的で、これと対照的なのが「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(二〇一六年)などで使用されたダークな色合いのコスチューム。筋肉を強調するなどコスチュームの進化が見て取れる。展示数は約百点。

映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で使用されたダークな色合いのスーパーマンのコスチューム All DC characters and elements © & TM DC Comics. WB SHIELD: © & TM WBEI. (s21)

<DC展 スーパーヒーローの誕生> DC関連作品の衣装や小道具、コミックの原画などを特選して公開する世界巡回の日本展。2017年にパリで開幕し、アブダビ、ロンドン、ポーランド、香港を経て日本に上陸した。日本展は、東京展(25日〜9月5日)に続いて、福岡展(9月18日〜12月5日)、大阪展(12月18日〜22年2月23日)、名古屋展(同年3月8日〜5月8日)の4会場で開かれる。

★チケット情報★

 本展は事前予約制で、日時指定券はウェブチケット。空きがある場合のみ当日券を会場窓口で販売する。全てのチケット料金には音声ガイドが含まれる。割引券などのチケットの詳細は展覧会公式ホームページで。
 ◇開館時間 午前10時〜午後10時(入館は午後9時まで)
 ◇日時指定券(みんなの味方ヒーロー割引) 
【平日】一般2100円、大学・高校生1500円、4歳〜中学生750円、65歳以上1800円
【土・日・休日】一般2300円、大学・高校生1700円、4歳〜中学生950円、65歳以上2000円
※当日券は各チケットの200円増し
※チケット料金は全て税込み
 ◇主催 東京新聞、東京シティビュー
 ◇特別協力 ワーナー ブラザース ジャパン
 ◇協力 東京コミックコンベンション
 ◇協賛 カラーキネティクス・ジャパン
 ◇後援 J−WAVE、講談社
 ◇問い合わせ 東京シティビュー=(電)03(6406)6652

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