<新型コロナ>千葉市 1回目予約を一時停止 ワクチン接種 国の供給遅れ

2021年7月3日 07時48分

ワクチン接種の新規予約の一時停止を知らせる千葉市のホームページ

 国からの新型コロナウイルスワクチンの供給の見通しが立たなくなったとして、千葉市は二日、同日から集団接種と個別接種の一回目の新規予約を一時停止すると発表した。他の自治体も予約枠の設定に苦慮しており、県は接種計画の見直しの動きが広がるとみている。(太田理英子)
 市によると、供給が不透明になっているのは、今月十九日以降に配分予定だったファイザー社製ワクチン。先月末に、今月十九日からの二週間分に当たる計約十四万回分の供給予定が示されるはずだったが、県を通じて遅れると通知されたという。
 市内で既に接種券が配布されているのは、六十歳以上の市民。年代などに応じて順次、約三百五十の医療機関での個別接種と、三カ所での集団接種の予約を受け付けてきたが、二日以降は一回目の新規予約を一時停止。既に予約が完了していた接種が取りやめになるケースはないという。接種券は当初の予定通りに順次発送する。
 新規予約の一時停止を受け、市には医療機関や市民から問い合わせが相次いでいるという。市医療政策課の担当者は「接種加速に向け努力してきたが、見合う量のワクチンが入ることを前提にしていたので非常に残念。なるべく早く供給量を示してほしい」と話す。
 市によると、六十五歳以上の高齢者の一回目接種率は、先月末時点で69・85%。市は接種を希望する高齢者は対象人口の約七割と想定しており、ほとんどは七月末に二回目の接種を終える見通し。
 県によると、他の自治体からも「供給量が見通せず、予約枠の設定に困っている」との声が上がっているという。ワクチン供給を巡り、熊谷俊人知事と東京、神奈川、埼玉の一都二県の知事は一日、感染拡大リスクが高い地域への重点的配分や八月以降の配分計画を示すよう求め、国に要望書を提出した。

◆30人以上の申し込み バスでグループ接種 市川市、予約19日から

 市川市は二日、新型コロナワクチンの接種を進めるため、市民三十人以上の団体でまとめて申し込んだ場合、大型バス二台による「グループ接種」を行うと発表した。今月十九日から予約を受け付け、八月四日から十月三十一日までの水曜と土日曜の週三回実施する。
 自治会やサークル、PTA活動などをしている市民を想定。対象は十六歳以上だが、国から供給されるワクチンにより変更となる場合がある。接種時間は午前枠が十時〜正午、午後枠が二〜五時。市が借り上げた大型バス二台が駐車できる公園や施設などで行うことにしている。
 問い合わせは平日午前九時〜午後五時に、市川市新型コロナウイルス対策コールセンター=電047(712)8661=へ。(保母哲)

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