全ルート公道実施は最後か あすから県内聖火リレー

2021年7月3日 07時57分
 東京五輪の聖火リレーは四、五の両日、県内で実施される。新型コロナウイルスの感染拡大により、全国では公道での走行を中止する自治体が相次ぐ中、県は予定通り公道で実施する。観客に密集を避けるよう呼び掛けるなどの感染防止対策を説明するが、十分なのかは疑問が残る。
 聖火リレーは、四十七都道府県のうち最終盤の四十五番目。公道走行については、次の埼玉県(六〜八日)と最後の東京都(九〜二十三日)は一部の区間とする方針を既に示していることから、全ルートの公道をランナーが走行するのは、茨城県が最後になるとみられる。
 県内では約百八十人のランナーが、二日間で県内十六市町の百九十区間(計約三十六キロ)を巡る。
 初日は、五輪のサッカー競技会場のカシマスタジアムがある鹿嶋市をスタート。ひたちなか市・大洗町を経由して、県北の大子町、日立市、常陸太田市などを通り、水戸市までつなぐ。
 二日目は、古河市を出発し、県西、県南、鹿行地域を経て、つくば市でゴールを迎える。
 感染拡大を防止するため、県は観客に対して、沿道での密集や大声での応援を避けることや、マスクの着用を呼び掛けている。また、交差点など密集が懸念される場所にスタッフを重点配置するほか、手持ち看板で密集回避を呼び掛ける。
 感染拡大により、直前の千葉県(一〜三日)も含めた四十四道府県のうち十八道府県が一部でも公道実施を取りやめた。(松村真一郎)

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