<東海関東豪雨>前線活発化、熱海で土石流20人安否不明、初の緊急安全確保発令も

2021年7月3日 13時51分
神奈川県逗子市で発生した土砂崩れの現場=3日午後0時2分

神奈川県逗子市で発生した土砂崩れの現場=3日午後0時2分

  • 神奈川県逗子市で発生した土砂崩れの現場=3日午後0時2分
  • 大雨の影響で増水した金目川=3日午前10時17分、神奈川県平塚市
 活発な梅雨前線の影響で3日は東海や関東甲信を中心に非常に激しい雨が降った。静岡県熱海市伊豆山付近では大規模な土石流が発生し、住民20人程度の安否が分からなくなった。家屋が流されたとの情報もあり、消防が救助活動を始めた。沼津市では黄瀬川沿いの住宅1戸が流された。住民は無事だった。市内の黄瀬川大橋が折れ曲がったことも確認された。神奈川県逗子市では自動車専用道「横浜横須賀道路」で車1台が土砂崩れに巻き込まれ、男性が救助された。意識はあるという。
 神奈川県平塚市では複数の河川で水位が上昇し、市は改正災害対策基本法に基づく最高ランクの避難情報「緊急安全確保」を全国で初めて発令した。
 気象庁によると、72時間降水量は神奈川県箱根町で7月に降る雨量の平年値の2倍に迫る790ミリに達したほか、静岡県御殿場市でも550ミリを超えた。土砂災害警戒情報を出した自治体は茨城、千葉、神奈川、山梨、静岡、愛知、滋賀、奈良の各県、京都府に及んだ。
 4日午前6時までの予想雨量は東海地方が150ミリ、関東甲信地方が120ミリ、近畿、九州北部地方が100ミリ。東日本の太平洋側では落雷や竜巻、激しい突風にも注意が必要だ。(共同)

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