板橋区「チーム判断」で練習再開

2020年3月19日 02時00分
 新型コロナウイルス対策で、小中学生の各スポーツ大会では中止、延期が相次ぐ。都内の少年野球では、一部支部を除いてこの時期に始まる大会の開幕を延期、チーム練習の自粛をしている。
 そんな中、板橋区では春季大会こそ開幕を延期しているが、チーム練習は可能としている。同区軟式野球連盟の堀田正孝会長は「投書も2、3あったが、大規模イベントでないこと、(今月)16日から区内の小中学校の校庭が開放されること。いろいろと議論した結果、『チームの判断に任せる』とした」と話す。

元気にグラウンドを駆け回っていた前野ファイターズ

「一番は子供たちのストレス解消」

 同区の荒川戸田橋緑地野球場で15日、練習していた前野ファイターズの伊藤弘康監督は「手洗い、うがいの対策はしっかりし、保護者の合意の上で」と話す。臨時休校が始まり2週間が過ぎ、「遊べる所が少なく、ストレスもたまってきてる。1番はストレス解消ですね」。地元の公園では「200人ほどの子供たちが集まっている」(チーム関係者)といい、「そこよりは」とも。伊藤康友副主将は「ウイルスは怖いけど野球がしたい、体を動かしたい」と訴え、「(春季)大会が始まるのが楽しみです」と目を輝かせたいた。

練習に参加するアイ・ガールズ板橋の選手

球場到着時に検温 できる安全策を徹底

球場到着時には体温測定などしっかり対策

 同区の中学女子チームのアイ・ガールズ板橋の斎藤進監督も「軟連の話も聞きながら、オープンスペースでやるんで、最大限やれる安全策をとれば」と判断。
 その対策は、非接触体温計を購入し『グラウンド到着後に全員検温』、『練習前、昼食時、練習後に選手、指導者共にアルコール消毒、うがい』に加え、昼食時は選手間の距離を離す、『選手、指導者の同居人に発熱などの症状がある場合には不参加を促す』などを徹底。保護者もこの対策を了承していて、「グラウンドがあるときは、基本的に休まず練習しています」と斎藤監督。近いつき主将は「宿題やったり、学童の時のチームメートと練習したり」と通常の休日と違い「生活リズムを作るのが大変です」と語った。この日は、ほぼ全選手が練習に参加し、元気な声がグラウンドに響いていた。

大会の再開に備え体作りもしっかりと!

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