五輪・パラは? コロナ対策は? 都議選挙最終日に各党幹部ら熱く訴える

2021年7月3日 20時11分
 東京五輪・パラリンピック大会のあり方や新型コロナウイルス対策などが焦点となっている東京都議選(4日投開票)の選挙戦最終日の3日、各党幹部らは最後の訴えに都内各地を走り回った。熱い演説に有権者は真剣な視線を注いだ。 (都議選取材班)

東京都議選候補者の街頭演説を聞く有権者ら

 「しがらみの政治の復活をさせてはいけない。改革都政か、古い政治に戻すかの選択だ」。小池百合子知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の荒木千陽代表はJR中野駅前で演説し「都民ファを消滅させないでいただきたい」と力説。過労による静養から復帰した小池氏は各候補陣営を回ったが演説はせず、グータッチなどで激励した。
 自民党は、下村博文政調会長が練馬区内で「都民の目線を政治に反映させていく」と演説。「小池知事も頑張っているが、都議会に自民が多くいれば、もっとスピード感をもって動く」と強調した。前回は当時の安倍晋三総裁が応援演説に立ったが、菅義偉総裁は応援に入らなかった。
 公明党の山口那津男代表は、京王線調布駅前の演説で「改革の先頭に立って都政を透明化し、国の政策になる新しいモデルを作り出してきた」と都議会での実績をアピール。都議選8回連続の全員当選を目指し「大変な激戦。勝たせてください」と力強く訴えた。
 文京区内で演説した共産党の志位和夫委員長は「五輪と命のどちらが大切かが問われている」と切り出し、無観客開催案が浮上しているが「世界から人が来る。人流は増える。リスクはゼロにならない。中止しかない」と語気を強めた。
 「今の都政は、いざというときに命を守るという一番の役割を果たせていない」と演説したのは立憲民主党の枝野幸男代表。板橋区内で「明日の暮らしに困っている人たちを最優先にできていない。都政から変えていこう」と訴えた。

密集を避けるよう注意喚起される中、東京都議選の街頭演説を聞く有権者ら

 東京・生活者ネットワークの山内玲子共同代表はJR国立駅南口で「市民の声がないがしろに、無視される政治はもういや。市民自治をこの東京から進めたい」と強調。
 日本維新の会は、代表の松井一郎大阪市長とともに応援に入った副代表の吉村洋文大阪府知事が練馬区内で「都民ファは都議会を変えられなかったが、維新は言ったことはやる」と力を込めた。
 国民民主党の玉木雄一郎代表はJR西国分寺駅前で「批判だけでなく解決策を示していく」。嵐の党の立花孝志党首は葛飾区内で「少数派を大切にしなければならない」。れいわ新選組の山本太郎代表はJR西荻窪駅前で「五輪開催と引き換えになるのは都民の命、健康だ。医療が崩壊してしまう」と力説した。

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