文京レイズ 冨澤前代表に捧げる有終V 文京区春季サヨナラ大会(少年の部)

2020年3月26日 02時00分
 第40回文京区少年軟式野球春季サヨナラ大会(同区少年軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は20日、同区の六義公園運動場で決勝を行い、文京レイズが大塚オールスターズを破り、中学生活最後の大会を優勝で締めくくった。 (竹下陽二)

▽決勝

大塚オールスターズ
   2201000|5
   2300000|5
文京レイズ
 (タイブレーク7回、抽選でレイズ勝利)
(大)小川颯大-植田英備
(文)中林理記-横芝優馬
【本塁打】鎌田龍斗(大)
【個人賞】▽MVP 羽田仁(文)▽敢闘賞 植田英備(大)

優勝した文京レイズ

大接戦は抽選決着

 時間切れにより、6回を終わって5-5のまま延長タイブレークに突入。その延長戦でもケリがつかずに抽選決着。勝利の女神は最後に文京レイズにほほ笑んだ。
 「新チームになって、オールスターズには最初の試合で0-10で負けた。結局5、6回やって1度も勝てなかった。最後に勝ててうれしいです」とリベンジを果たした羽田仁主将は静かに喜びをかみしめた。
 苦しい戦いだった。苦手の大塚に1回表、いきなり2点を先制される。しかし、その裏にすぐに同点。続く2回にも2点を勝ち越されたが、この日のレイズには粘りがあった。その裏、4番で主将の羽田が中前に同点の2点適時打。その後、敵失でついに勝ち越した。しかし、4回に同点にされてしまった。

決勝で先発したレイズ・中林

 ルールでは100分を過ぎて新しいイニングには入らない。西日が傾き始めた午後4時半、6回を終わって時間切れの5-5。しかも、球場の使用時間が同5時まで。1回限定の無死一、二塁から始まるタイブレークが行われた。先行の大塚が3番から始まる絶体絶命のピンチ。しかし、尻上がりに調子を上げてきた先発・中林理記が神がかったような投球で3者凡退で切り抜けて、サヨナラ劇に夢をつないだ。その裏のレイズも、1死二、三塁の好機を作るが、あと1本が遠く、抽選にもつれ込んだのだった。
 大会前に冨澤武史前代表(享年61歳)が他界。全員が左肩に喪章を着けて大会に臨んだ。宮家隆一監督は「きっと、天国で喜んでくれてると思います。この勝利を冨澤さんにささげます」と目頭を熱くした。

準優勝の大塚オールスターズ

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