笑顔になる一杯を アン・カフェ・シュクレ(墨田区)・楡井有子社長<リーダーズ>

2021年7月4日 07時12分
 「一杯のコーヒーを作るため、豆の生産や流通、焙煎(ばいせん)、抽出のどれも一切、手を抜いてはいけない」と企業理念を語るのは楡井(にれい)有子社長(53)。自家焙煎したコーヒー豆を飲食店や百貨店に卸すほか、墨田区と長野県軽井沢町で直営する喫茶店でも販売している。
 コロナ禍で昨年は、コーヒー豆の卸売りや喫茶部門が壊滅的な打撃を受けた。「雇用を守るため一分一秒も待てない」と、ネット販売や店舗での物販を強化し、巣ごもり需要を取り込んだ。
 カフェインを取り除いて焙煎した「デカフェ」の開発や販売にも、業界で先駆的に取り組む。六月に創業二十三年となり「一杯のコーヒーで世界を笑顔にしたい」と意欲を新たにする。

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