神奈川県内 大雨による土砂崩れ、冠水相次ぐ 小田原では住宅1棟全壊

2021年7月4日 07時12分

横浜横須賀道路の逗子インター(左上)付近で発生した土砂崩れ現場=逗子市で、本社ヘリ「あさづる」から

 関東地方を中心に非常に激しい雨が降った三日、神奈川県内でも土砂崩れや崖崩れ、道路の冠水などの被害が相次いだ。(西岡聖雄、石原真樹、加藤益丈)
 県によると、同日午後七時時点で、降り始め(六月三十日午前十一時ごろ)からの雨量が、箱根町で八〇八・五ミリ、小田原市で三八七ミリ、平塚市で三四三・五ミリなどとなっている。
 小田原市では土砂崩れが十三件発生し、江之浦で二階建て木造住宅一棟が全壊した。住人はたまたま外出していて無事だった。板橋でも住宅ののり面が崩れ、五世帯が避難した。けが人の情報はないという。
 伊勢原市でも土砂崩れが二十件発生。二つの河川が氾濫して道路冠水が四十二件、床上・床下浸水も計十六件あったが、人的被害はないという。
 逗子市によると、十カ所ほど崖崩れが起きたとの情報があるが、家屋の被害はなく、横浜横須賀道路の逗子インターチェンジ付近で起きた土砂崩れを除いて人的被害はないという。四日正午まで逗子アリーナに避難所を開く。通常の定員は三百二十人だが、新型コロナウイルス感染防止のため半数程度を見込んでいる。
 横浜市は、市全域に土砂災害警戒情報が発令されたことから十四区の千六百六十二世帯に避難指示を、栄区で柏尾川といたち川の水位が上昇したことから周辺住民に避難準備・高齢者等避難開始を出した。崖崩れが十三件、道路冠水が四件あり、栄区の子育て支援拠点「にこりんく」が浸水したが、けが人はなかった。
 松田町の国道246号は土砂崩れで午前八時ごろから通行止めになった。
 湯河原町でも町内数カ所で土砂崩れが発生し、湯河原駅前の道路が冠水した。
 箱根町では芦ノ湖が氾濫危険水位を超えたが、大きな被害は免れた。

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