敗戦も…戦いきった 中野ロイヤルズ 東京23区少年野球大会

2019年11月7日 02時00分
 小学6年生以下の学童高学年、同4年生以下の低学年、中学の各区代表が23区ナンバーワンを競う、東京ヤクルトスワローズカップ争奪・第36回東京23区少年軟式野球大会(東京23区少年野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)が2日、大田区の大田スタジアムで開幕した。この日と3、4の3日間を使い、同スタジアムなど9会場で各部1、2回戦の計78試合が行われた。各部決勝が行われる23日まで熱戦が続く。

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 先発の2年生3人。中野区には中野ロイヤルズの1チームのみで、合併することもできず、「入ってこなければ(チームが)終わると思った」と松島勝朗監督。今年は36期生の1年生10人が入部し救われた。

中野ロイヤルズは今チーム初の大会だったが…

 その体制で挑んだ、今チーム初の大会。初戦となった城北中学校野球部(板橋)との2回戦では、1回表にいきなり安打などに失策も絡み3失点。立ち上がりが悪く、このまま大量失点し「4回(コールド)で終わると思った」と指揮官。先発・天谷圭太、継投した木下陽一郎はともに1年生。その両右腕を援護することができず無安打に終わったが、2回以降は、ソロ本塁打を含む2失点に抑え、最終7回まで戦いきった。
 高木英寿主将は「練習でできていた連係でのミスが失点につながってしまった。2年生が見本になって、1年生を引っ張っていきたい」と前を向いた。

城北中神谷主将好投13イニング1失点

 城北中は、「コントロールが安定してきる」(坂内浩之監督)と言う神谷朋仲主将が2試合に先発。13イニングを投げ無四球9三振1失点と、3回戦進出に大きく貢献した。
 ただ、課題は残る。神谷主将が放ったソロ本塁打を含む5安打は全て単発。1イニングの最高得点は、中野との2回戦での敵失や犠打で奪った3点。だが、大量得点がなくても、「チャンスをものにして、守備でしっかり」(坂内監督)が今の城北流。

7回、サク越え本塁打を放ち生還する神谷主将(中)

 次戦のグランフレール戦では「強いチームなんで胸を借りて」と指揮官。神谷主将は「入りを大事にして1勝ずつ」と気を引き締めた。

 初抽選で○

グランフレール

 グランフレール(大田)が、先頭打者の飛球を弾きサク越え本塁打となり始まった江東パワーフォース(江東)との一戦は、無死一、二塁開始のタイブレーク2イニングでも決着がつかず、今大会2回目となる9選手ずつによる抽選に突入。「20数年(監督を)やっていて初めて」という細田忠宏監督。その抽選も接戦となったが、5-4でグランに軍配が上がった。

延長8回、同点打を放つ代打・小原玲音

抽選で決着をつけることになったグランフレール(右)と江東パワーフォース(左)

 台風19号の影響で、ホームグラウンドの大田区の多摩川緑地野球場が使用できなくなり、公式試合をしているチームだけ野球ができている状態だと言い、練習量が減るなど、少なからず野球少年たちに影響している。
 それでも、「バットは家でも振れるので」と泉田篤志主将は前を向く。次戦に向け、「内野安打の時の走塁、打撃が課題。1週間、各自で振り込んで」と力を込めた

参加選手2000人が大行進

選手宣誓する(左から)しらさぎ・森下主将、戸越銀座・関主将、中野・高木主将

 開会式には、高学年47、低学年47、中学24の計118チームが参加。午前8時半から行われた開会式では、参加約2000人の選手が元気よく入場行進し、大会会長の遠山雅則・連盟会長が「頂上を目指して頑張ってください」と選手らを激励、高学年・戸越銀座エンゼルス(品川)関駿、低学年・しらさぎ(江戸川)森下凌、中学・中野ロイヤルズ(中野)高木英寿の3主将が「野球を楽しむ仲間、対戦相手、支えてくれるすべての人に感謝し、正々堂々、戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。

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