公明、苦しみつつ全員当選 「緊急事態下、有権者と触れ合えず」<都議選>

2021年7月5日 01時02分
 都議選で全員当選が前回まで7回続いていた公明党。東京5日未明に23人全員が当選確実となったが、厳しい戦いとなった。都本部の高木陽介代表は、テレビの開票速報で自党の候補者の当確が伸び悩んだ現状を「緊急事態宣言下で集会が開けなかった。有権者と触れ合いながら訴える作業ができなかった」と厳しい表情で語った。
 午後8時半すぎには、党本部で候補者名の書かれたボードに当選を示すバラの花付けが行われたが1人にとどまった。ある幹部は「大変厳しい戦いだ。長期戦になるだろうが、見守るしかない」。日付が変わっても、候補者23人のうち3人にバラが付かなかった。
 前回の都議選は小池百合子知事が率いる都民ファと政策協定を結び、候補者を相互推薦し、自民と対立。今回は再び手を握り合い、自民候補を推薦するなど連携を図って臨んだ。
 5日に会見した山口那津男・党代表は、自公で過半数の議席を獲得できなかったことに「都政運営に難しい状況が生まれた。自民候補を懸命に支援したが残念だ」と話した。衆院選への影響を問われると、「政権選択選挙と都議選は違う。政権を維持できるよう有権者にしっかり訴えたい」と述べた。(山田雄之)

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