富士見中 胸張れ!!準優勝 全日本少年軟式野球大会

2019年9月3日 02時00分
 全日本少年軟式野球大会(公益財団法人全日本軟式野球連盟主催)が8月12日、各地区代表の16チームが参加して横浜スタジアムで開幕。同15日に準決勝、決勝が行われ、決勝で川崎市立富士見中(神奈川)が倉敷クラブ(岡山)に敗れたものの、初出場で準優勝に輝いた。優勝した倉敷クラブは、岡山県勢で初の全国制覇となった。 (竹下陽二)

目標の「文科大臣杯ベスト8」超えた!!

準優勝の富士見中学

 悲願の全国制覇まであと一歩及ばなかった。試合後の富士見中ベンチであちこちからむせび泣きが聞こえた。悔し涙にくれるナインに、安藤信二監督が「泣くな!胸を張れ!前ら全国2位だぞ!」と声をかけたが、監督の目にも光るものがあった。
 夏の大会初出場で準優勝。快挙に違いない。おおいに胸を張っていい。春の文科大臣杯全国大会ではベスト8。その勢いのまま、「春超え」を合言葉にこの大会に臨んだ。1、2回戦を順当に勝ち抜き、この日の準決勝では茨城中央選抜に2-1と競り勝って、決勝に勝ち上がった。しかし、決勝では、3回まで4失点が最後まで重くのしかかった。
 「春の大会でベスト8だったので、みんなで一丸となってそれを超えようと、この大会に臨みました。ベンチではどのチームよりも声を出して、全力でプレーしてきました。準優勝ですが、今は、もっとやれたかなと。悔しいです」と津川太希主将は声をしぼり出した。安藤監督も「選手はここまで本当によくやってくれた。でも、正直悔しい。勝たせてあげたかった」と悔しさをにじませた。

県勢初の日本一 倉敷クラブ

優勝した倉敷クラブ

 ○…倉敷クラブが岡山県勢で初の全国制覇を成し遂げた。4度目の出場となる倉敷クラブは過去の3大会は、3位、準優勝、3位ときて、4度目の正直で頂点を極めた。藤本将太監督は「選手達がてっぺんを目指して頑張ってくれた。みんな純粋に野球が好きで楽しんでプレーできたと思う。大会期間中、私も幸せな時間が過ごせた」と感無量の様子だった。
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 ▽決勝
川崎市立富士見中
   0000100|1
   121000x|4
倉敷クラブ
(川)和田泰明、鈴木大生、和田-大崎陽太
(倉)松家佑樹、近藤悠成、松家-勝樂剛琉

 

 ▽1回戦
日章学園鹿児島育英館(鹿児島)2-0 全南WEST(福島)
川崎市立富士見中(神奈川 6-0 佐久長聖中(長野)
茨城中央選抜(茨城)4-0 北見市立高栄中(北海道)
高松市立屋島中(香川)2-1 川口クラブ(埼玉)
今帰仁村立今帰仁中(沖縄)3-1 東海大付静岡翔洋高中(静岡)
横浜市立舞岡中(開催地)10-0 京都ベアーズ(京都)
倉敷クラブ(岡山)2-1 菊池南中野球クラブ(熊本)
北淡中(兵庫)6-2 横手北中クラブ(秋田)
 ▽2回戦
川崎市立富士見中 9-2 日章学園鹿児島育英館
茨城中央選抜 9-1 高松市立屋島中
横浜市立舞岡中 2-1 今帰仁村立今帰仁中
倉敷クラブ 10-0 北淡中
 ▽準決勝
川崎市立富士見中 2-1 茨城中央選抜
倉敷クラブ 3-0 横浜市立舞岡中

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