<新型コロナ>神奈川県で180人が新たに感染 東海大ラグビー部でクラスター

2021年7月5日 18時39分
神奈川県庁

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 神奈川県内で5日、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の横浜市の60代男性の死亡と、180人の感染が明らかになった。105人が感染経路不明。県と6市の保健当局が発表した。新規感染者は1週間前より12人少なく、10日ぶりに1週間前を下回った。
 横浜市によると、死亡した男性は、同居家族が感染したため無症状で検査を受け、6月22日に陽性が判明した。28日に発熱・解熱した他は安定していたが、7月4日午後4時ごろ、ベッド上で意識を失っているのを家族が発見。その後、死亡が確認された。市は電話で毎日2回の健康観察を行っており、4日も家族が異変に気付く30分ほど前に、家族から「体温など問題なく食事や水分の摂取も良好」という回答を得ていたという。
 男性は高血圧を患っていた。船山和志・健康安全医務監は「療養支援が不十分で亡くなったのではなく、非常に痛ましい事例と考えている」と述べた。新規感染者は104人。うち4人はクラスター(感染者集団)が発生した人工透析専門の診療所の患者と職員で、感染者は計10人になった。
 県は19人を発表。このうち秦野市の10~20代男性5人は私立大運動部の学生で、クラスターは12人になった。県はこの運動部が、湘南キャンパス(平塚市)を拠点とする東海大ラグビー部と明らかにした。同部は活動を休止している。また、小田原市の20代男性は知人ら5人とバーベキューをして感染したと見ている。
 川崎市は10~70代の22人の感染を発表した。また、保健当局の発表には含まれないが、市交通局は、3日までに4人の陽性者が出ていた市バス上平間営業所(中原区)で新たに30代男性運転手の陽性を発表。営業所の全職員約150人に対し、PCR検査を5日から始めたという。
 横須賀市は12人の感染を発表した。40代男性は市職員。職場に濃厚接触者はいないという。
 相模原市は12人、茅ケ崎市は6人、藤沢市は5人の感染を発表した。

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