世田谷で“中学軟式”合同体験会 「続ける選手が少しでも増えてくれれば」

2019年1月22日 02時00分

参加選手はマシンを使った変化球打ち体験などのプログラムを楽しんだ

 中学でも野球を続けよう! 世田谷区軟式野球連盟は12月24日、区内の学童野球チームに所属する小学生選手を対象に、中学軟式野球チームの合同体験会を開催した。
 会場を提供した世田谷学園中のほか、上馬シニア野球クラブ、八幡クラブ、喜多見シニア野球クラブ、烏山シニア野球部の各中学軟式チームがホストとなり開かれた体験会には、区内の学童15チームから野球70人が参加。ウオーミングアップ「野球体操」に始まり、マシンを使った変化球の打撃体験「変化球を打ってみよう!」、大人と同じ投手板-本塁間18.44メートル、塁間17.431メートルの大きさのダイヤモンドを使った守備、走塁練習などを行った。
 軟式球も、ことしから大会で採用される公式「M号球」は社会人などと同じサイズ。参加選手は広くなったフィールドと、大きく、重くなったボールに戸惑いながらも、体験会を楽しんだ様子だった。

新たな取り組みに期待

 とくにこの数年、深刻な競技人口の減少が叫ばれる野球は、学童チーム数の減少に見られるように、競技を「始める」選手が減り続けていることもさることながら、中学に上がって「続ける」選手数も減っている。
 一方で、リトルシニアリーグやボーイズリーグなど、中学硬式野球は選手数が大きくは変わらず、むしろ増加傾向にある団体も。「エリート化」が進んでいるのだ。
 しかし、幅広い底辺層を主として支えるのが軟式野球であることは変わらない。都軟式野球連盟専務理事でもある世田谷区軟野連・牧野勝行副会長は「“選手が減った”と嘆くだけでなく、各チームが働き掛けることで、野球を続ける選手が少しでも増えてくれれば」と、新たな取り組みに期待を寄せている。

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