盛り土の安全性「全国の総点検を考えないといけない」 赤羽国交相<熱海土石流>

2021年7月6日 12時04分

盛り土が崩れ、土石流が最初に発生したとみられる現場付近=静岡県熱海市伊豆山(本社ヘリ「まなづる」)

 赤羽一嘉国土交通相は6日の記者会見で、静岡県熱海市の大規模土石流を受け、建設残土などによる盛り土の安全性の総点検を検討する必要があるとの考えを示した。「今回の盛り土と同様の箇所があるのかないのか、農林水産、環境など関係省庁と全国の総点検をする方向で考えないといけない」と述べた。
 静岡県などによると、土石流の起点付近に約5・4万立方メートルの盛り土があり、これを含む10万立方メートルの土砂が流出した。建設残土とみられ、5日に現場を視察した川勝平太知事は「山が水をもちきれず、盛り土を押し流して被害を大きくした」と指摘した。
 宅地として造成した大規模な盛り土は全国に約5万1千カ所あり、国交省は自治体に対し安全性を確認し、耐震補強などの対策を進めるよう求めている。しかし、建設残土など宅地以外の盛り土については実態がよく分かっていない。(共同)

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