五輪結団式 山県主将「コロナ禍の開催意義を常に自問 ベスト尽くすしかない」

2021年7月6日 23時19分

決意表明をする日本代表選手団の山県亮太主将(中)と石川佳純副主将(右)、須崎優衣旗手=東京都新宿区の日本オリンピックミュージアムで

 23日に開幕する東京五輪の、日本選手団結団式が6日、東京都内の日本オリンピックミュージアムで行われた。これまでは日本代表が大勢集まって盛大に開かれてきた結団式だが、コロナ禍の今回、会場に参列した選手は、主将の陸上男子短距離・山県亮太(29)、副主将で卓球女子の石川佳純(28)、旗手でレスリング女子の須崎優衣(22)の3人のみ。厳かな雰囲気の中、山県は「スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として全力で戦い抜く」とマスクを着用したまま誓った。
 6月末の日本選手権で代表入りを決め、2018年ジャカルタ・アジア大会に続いて重責を引き受けた。「コロナ禍で(五輪の)開催の意義が問われる中、常に自分たちに何ができるのか、スポーツの意義について考えてきた」と言葉を紡ぎ、「今、自分たちにできることは真摯(しんし)に競技に向き合い、ベストを尽くすこと」と語った。

◆旗手・須崎「明るく堂々と」、副主将・石川「身が引き締まる思い」

 日本選手団はジェンダー平等に配慮し、本番を迎える。国際オリンピック委員会(IOC)は旗手に男女1人ずつを起用する新ルールを適用。日本オリンピック委員会(JOC)は男女で主将、副主将を担う形を整えた。結団式でJOCの山下会長から団旗を受け取った須崎は「開会式は東京五輪が始まる合図。明るく堂々と歩いて、日本が良いスタートを切れるように頑張りたい」と意気込んだ。
 夏季五輪で初めて設けられた副主将を務める石川は、自国開催の五輪が特別な舞台であると強調。「あらためて緊張感も出てきた。身が引き締まる思いで今はいっぱい」と大役への思いを語った。(磯部旭弘)

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