男体山 登拝700回を達成 鹿沼の鈴木さん「また登りたい」

2021年7月7日 07時48分

700回目の登拝を終え神社に到着した鈴木さん(中)=日光市で

 日光市の日光二荒山神社のご神体、男体山(二四八六メートル)に登り続けている鹿沼市の鈴木栄次さん(65)が、登拝七百回を達成した。同神社から記念品として特製のつえが授与された。鈴木さんは「もう一度登りたい、という思いで続けてきた」と振り返った。(小川直人)
 初めて登ったのは、一九九六年六月。約二十五年かけて七百回を達成した。記録は佐野市の田名綱忠吉さん(96)の千二百二十三回に次いで歴代二番目。
 きっかけは会社の同僚の誘いだった。当時は階段で三階まで上るのにも苦労していたという。それでも無事に登頂することができ「不思議な山だな」と感じた。同じ年にもう一度登り、回数を重ねた。
 二〇一一年八月と一二年八月には連続七日間登拝に成功。一九年五月に六百回を達成した。続けてきたのは健康のためという。登山道の整備やごみ拾いなど「山のためにできること」も続けてきた。
 七百回目は六月二十五日午前六時ごろ、登拝仲間とともに登り始め、約四時間半で登頂。山頂では「また来ることができた。ありがとう」と感謝した。山頂奥宮で神事を行って同神社中宮祠に戻った。
 「どこをどう登れば良いかは、だいたい分かる。何度登っても精神的には変化はない」と話す。目標は定めない。「いつまでできるか分からないが、また登りたい」と力を込めた。

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