「ドレミファ~♪」音階を奏でる「歌う電車」京急で最後の1編成が今夏「引退」へ

2021年7月7日 11時08分
「ドレミファ・インバーター」が搭載された新1000形=京急提供

「ドレミファ・インバーター」が搭載された新1000形=京急提供

 京急電鉄は、新1000形の1編成(8両)に搭載し、「ドレミファ・インバーター」の愛称で親しまれているモーターの制御装置が、今夏で「引退」すると発表した。具体的な時期は「人が殺到する恐れがあるため」(広報部)として明らかにしていない。
 インバーターは電車が発進・加速する際に音階を奏でる。ドイツのシーメンス社が「騒音を心地よい音に」との考えで開発したとされ、京急は1998年に登場した2100形と2002年導入の新1000形に搭載。最盛期は19編成が音階を奏でていた。
 その後、車両の更新やインバーターの交換により徐々に姿を消し、京急によると19年12月からは1編成のみになっていた。広報担当者は「長く親しまれた『歌う電車』を最後の日まで見守ってほしい」と話している。(志村彰太)

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