ふた開けっ放しで汚染土保管タンク内に大量の雨水 東電福島第一原発

2021年7月8日 19時48分
 東京電力は8日、福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内で、放射性廃棄物を保管する角形タンクのふたが開いたままになっており、中に大量の雨水がたまっていたと明らかにした。6月下旬の雨で汚染された水があふれ出たとみられ、東電はふたを閉めてタンクをシートで覆い、水が漏れないようにした。

角形タンク上部のふた(左側)が開いたままになっていた=2021年7月7日撮影、東京電力提供

 東電によると、角形タンクは幅2.1メートル、奥行き9.4メートル、高さ2.2メートル。2基の上部のふた4カ所が開いていたり、ずれたりしていた。中にフレコンバッグ(土のう袋)に入った汚染土を保管しており、いつから、なぜふたが開いていたかは不明。比較的放射線量が高い廃棄物の保管区域内で、28基を2015年12月から使っている。
 この区域の排水升から6月29日に採取した水を分析した結果、5月よりも放射性物質の濃度が高いことが7月5日に判明。その後の調査で角形タンクそばの地表面で毎時750マイクロシーベルトと高い線量を測定したため、タンクを点検した。(小野沢健太)

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