都内の感染者数「五輪中に1500人」現状の増加率で<新型コロナ>

2021年7月8日 20時54分
東京都のモニタリング会議の様子=8日

東京都のモニタリング会議の様子=8日

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議は8日、現状のペースで感染拡大が続いた場合、東京五輪・パラリンピック開催期間中に、1日あたりの新規感染者数(1週間平均)は、約1500人になるとの試算を報告した。
 都は8日、新たに896人の感染者が報告されたと公表した。前週の同じ曜日を19日連続で上回った。
 報告によると、7日までの1日あたりの新規感染者数(同)は約625人で、前週の1・24倍。このままの増加率が続いた場合、東京大会の開幕2日前の21日に961人、開幕後の8月4日には1478人に達すると予測した。人出の増加や感染力が強いとされるデルタ株(インド株)の拡大の状況によっては、さらに感染者数が増え、ピーク時の1月7日に2520人に達した第3波を上回る恐れがあるとした。
 東京iCDC(感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫座長は従来の変異株よりも、デルタ株の拡大のスピードが速いとして「十分に注意する必要がある」と強調。都医学総合研究所社会健康医学研究センターの西田淳志センター長は「繁華街の夜間の滞留人口を早期に減少させることが必要」と訴えた。(松尾博史)

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