<新型コロナ>まん延防止重点措置 千葉県内8市で延長、柏を再指定 木更津など4市は解除

2021年7月9日 07時30分

人が行き交う千葉駅近くの繁華街=千葉市中央区で

 新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置について、熊谷俊人知事は八日夜、県内の適用区域から木更津市など四市を十一日で除外する一方、柏市を再指定し、期間は八月二十二日まで延長する方針を明らかにした。延長後の対象区域では飲食店に対し、午後八時まで(酒類提供は午後七時まで)の時短営業の要請を続け、酒類提供の段階的緩和については現状を維持する。九日の県対策本部会議で正式決定する。(山口登史)
 重点措置適用区域として、千葉、市川、浦安、船橋、松戸、習志野、市原、成田の八市のほか、六月下旬に解除していた柏市を再び指定する。会見で熊谷知事は「柏で感染が拡大傾向にある。東葛地域は東京で感染が拡大するとタイムラグを置いて、感染が拡大する傾向があり、実効性ある措置を打たないといけない」と強調した。
 一方、木更津、君津、富津、袖ケ浦市の四市を解除する理由について「感染者が低減傾向で、病床使用率も減少している」と説明した。
 この日は県全体で約五カ月ぶりとなる二百人台の新規感染者が確認された。百人を上回るのは九日連続。インド由来で感染力が強いとされる変異株「デルタ株」の比率について、直近一週間(六月二十八日〜今月四日)は20・9%で、前週一週間(六月二十一〜二十七日)の13・1%から大きく増加した。
 千葉市中央区で経営する居酒屋を六月下旬に約二カ月ぶりに再開したばかりの五十代女性は「酒類提供が維持されるのは喜ばしいこと」と話す一方、「東京五輪に振り回された細切れで中途半端な対応には正直うんざりしている。国には一貫した分かりやすい対応をお願いしたい」と話した。

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