「気働き」を大切に 栃木屋(千代田区)・栃木一夫社長<リーダーズ>

2021年7月11日 07時08分
 ちょうつがいや取っ手、キャスターといった機械に使う部品の設計、開発、販売を手掛ける。創業から百年以上続く老舗企業。三代目の栃木一夫社長(74)は「お客さまの満足のために知恵を出し、相手の立場に立つ『気働き』を大切にしている」と話す。「気働き」は、先代の父親が繰り返し口にした言葉だ。
 前身は金物小売業で、祖父が一九一三年に麻布十番で始めた。四五年に現在の内神田に移転した。後継者不足で事業承継に悩む中小企業が多いなか、四代目は常務を務める長男の渉(わたる)さん(39)に任せる予定だ。「好きにしっかりとやってほしい」と思いを託す。
 趣味はゴルフ。「ラウンド中の雑談が商品作りのヒントになる」と話す。

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