いじめって?児童が考える 埼玉弁護士会が加須・大桑小で授業 アニメ題材 解決策話し合う

2021年7月11日 07時30分

いじめ防止授業で講師を務める馬場弁護士(右)=加須市立大桑小学校で

 加須市の大桑小学校で5日、埼玉弁護士会によるいじめ防止授業が開かれ、6年生約90人は何がいじめになるのかや、いじめに遭った場合の対応などを考えた。(寺本康弘)
 弁護士会の三人が各クラスで講師をした。馬場真由子弁護士(44)が担当した六年一組では、運動会のリレーで負けた責任を一人の選手が問われるのはいじめにあたるのか考えた。また、県外で実際にあったいじめ事案で、自殺した小学六年生の児童が悪口を言われたり、避けられたりして「人を信じられなくなった」などと書き残していたことを説明。被害の深刻さを学んだ。
 アニメ「ドラえもん」を題材に、のび太がジャイアンから受けるいじめの解決策についても話し合った。子どもたちからは「のび太が友だちや親に説明する」「しずかちゃんが見ているだけでなく止める」などの意見が出た。
 馬場さんは、いじめに遭った場合は「親や先生に相談したり、学校に行かないということもあり得ます」と説明。同時に「ちょっとしたことでも人を傷つける」と加害者になる可能性も指摘し、言葉遣いや振る舞いについて考えてみるよう促した。
 福田リアムさん(12)は「いじめがあったら、注意したり大人に言ったり、周りの人が力になれたらいいなと感じた」と話した。

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