<横浜市長選>自民党は分裂選挙に IR誘致めぐり、市連が自主投票決める

2021年7月11日 17時35分
 自民党横浜市連は11日の総務会で、8月22日投開票の横浜市長選は自主投票にすると全会一致で決めた。小此木おこのぎ八郎前国家公安委員長(56)への推薦は見送る一方、現職の林文子市長(75)を支援しても処分はしない方針。自民は分裂選挙となる見通しだ。
 総務会は非公開で行われた。出席者によると、小此木氏がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致中止を打ち出したことを受け「IRを推進してきた立場として、反対する議員を推薦するのはとても無理だ」との意見が出たものの「しっかりと推薦すべきだ」との声も上がった。
 最終的に市連会長の坂井学官房副長官に一任し、坂井氏が提案した自主投票に異論はなかった。終了後、市連の梶村みつる幹事長は「それぞれの立場で旗幟きし鮮明に応援する。その代わり、終わった後はノーサイドだ」と記者団に説明。IR誘致を推進する林氏を支援しても「一切おとがめなしでやりたい」と語った。
 市長選には、立憲民主党が推薦を決めた横浜市立大元教授の山中竹春氏(48)、元長野県知事の田中康夫氏(65)、東京地検特捜部元検事の郷原ごうはら信郎のぶお氏(66)ら8人が出馬を表明。林氏も4選を目指して出馬の準備を進めている。

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