柳田国男の縁 川崎と遠野を結んだ物語 23日に高津で昔話、映像詩上映

2021年7月14日 07時32分

遠野の語り部らが出演した2019年の「遠野物語」交流まつり

 日本民俗学の祖、柳田国男と川崎の縁に着目した「『遠野物語』交流まつり」が二十三日、川崎市高津区の市生活文化会館で開かれる。岩手県遠野地方の伝承をまとめた柳田の代表作「遠野物語」にちなんで、昔話や映像詩「オシラ鏡」の上映などを企画。「どっぷり遠野物語の世界につかろう」と呼びかけている。
 「柳田國男全集」(筑摩書房)の編集委員を務める小田富英さんの「『遠野物語』で交流を楽しむ会」が主催する。二〇一九年に川崎で初めて開催し、今回で三度目。
 柳田は川崎や東京・多摩地区などに広がる多摩丘陵を愛し、日帰りで散策した様子をエッセー「水曜手帖(てちょう)」につづった。墓も多摩区にあり、「川崎との縁は深い」と小田さん。
 交流まつりには、川崎市在住で遠野出身のシンガー・ソングライター船越由佳さんや遠野昔話語り部の会の堀切初さん、ともに映画監督の今井友樹さん、新井卓さんが出演。新型コロナウイルス対策のため、出演者らのトークタイムを取りやめるなど、閉会を午後六時半に早めるという。
 午後一時半開会。資料代二千円。定員は先着順八十人。事前申込制で、往復はがきに住所と氏名、人数、連絡先(電話番号または電子メール)を書いて〒213 0001 川崎市高津区溝口1の6の10の4F、日本地名研究所内「遠野物語」交流まつり係へ。問い合わせは小田さん=電090(2550)3489=へ。(石川修巳)

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