サリンと書かれた液体が大阪の「表現の不自由展」に届く 実は水? 府警が液体調査

2021年7月15日 12時21分
大阪府立労働センター「エル・おおさか」

大阪府立労働センター「エル・おおさか」

 「表現の不自由展かんさい」(16~18日)の予定会場の大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市)に14日、「サリン」と書かれた文書と液体入りの袋が届いていたことが15日、センターの指定管理者への取材で分かった。大阪府警は、危険な液体ではなく水の可能性が高いとみて調べている。
 指定管理者によると、14日午前に封筒で郵送され、文書には展示に関連した抗議も書かれていた。職員ら約10人が約20分間避難。府警に被害届を出すという。センターには13日、「開催するのなら実力阻止に向かう」との脅迫文も届いている。
 開催を巡っては指定管理者が6月、利用許可を取り消し。実行委員会が会場利用を求めて大阪地裁に申し立て、認められた。指定管理者側は地裁決定を不服として大阪高裁に即時抗告している。
 不自由展は名古屋市施設でも今月6日から開かれたが、8日に郵送物から破裂音がした事件を受け市が臨時休館を決め、会期途中で中止となった。 (共同)

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