「これは『鬼滅』じゃない」複製原稿に購入者から批判続出…集英社が作り直し交換へ

2021年7月15日 13時00分
 集英社(神保町ビル)

 集英社(神保町ビル)

 昨年末に販売した人気漫画「鬼滅の刃」の「複製原稿」が説明と異なる不十分な商品だったとして、集英社は15日、新たに作り直して交換すると発表した。同社は「作者の息遣いや筆致を感じたいという複製原稿へのお客さまの思いに反するものだった」としている。
 集英社によると、商品は昨年12月にオンラインで開催した「ジャンプフェスタ」で1セット3万8500円で販売。「原画に忠実」との説明だったが、実際はコミックや雑誌に掲載された作品に近いもので、購入者から「表示内容と違う」「これは複製原稿ではない」と批判されていた。
 当初は返金のみで対応していたが、今年6月に作者から説明を求められて調査。商品で行われた画像補正やトリミングが、編集部の誤った判断に基づくもので、作者の意向が反映されていなかったと結論づけた。
 同社は購入者向けに新たに複製原稿を作り直して交換することを決定。すでに返金した人も購入できるようにする。
 この商品と同じ経緯と仕様で制作し、昨年5月に紙面上で募集した「『鬼滅の刃』まるごと複製原稿セット mini」の賞品も希望者に交換対応する。 (共同)

関連キーワード

PR情報

文化の新着

記事一覧