五輪・パラ中止求め45万人分の署名提出 宇都宮健児氏「命と健康守るため決断を」

2021年7月15日 20時40分
会見する宇都宮健児=5月、東京都庁で

会見する宇都宮健児=5月、東京都庁で

 東京五輪・パラリンピックの中止を求め、署名活動を続けている元日弁連会長の宇都宮健児弁護士(74)が15日、インターネットで集めた45万1867筆の署名を国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長や東京都の小池百合子知事ら宛てに提出した。

◆「五輪に大義ない」

 宇都宮氏は提出後に都庁で記者会見し「東京都では4度目の緊急事態宣言が発令され、世界的にも新型コロナのパンデミックは収束していない。復興五輪や新型コロナに打ち勝った証しという大義も失われている」と指摘。大会を開催すれば、感染拡大の危険性が増すことになるとして「人々の命と健康を守るために勇気を持って、開催中止を決断すべき時だ」と訴えた。

◆首相や五輪相にも提出

 署名は5月からネットサイト「Change.org」で募集。開始2週間で35万筆を突破していた。この日は東京五輪開幕を約1週間後に控える中で、バッハ会長や小池知事のほか、菅義偉首相や丸川珠代五輪担当相、橋本聖子大会組織委員会会長らにも署名を提出した。(岡本太)

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