与野が生んだサッカー日本代表・川島選手の歩み辿る さいたまの資料館で企画展

2021年7月16日 07時30分

与野郷土資料館を訪れた川島選手=同館提供

 さいたま市出身のサッカー日本代表GK川島永嗣選手の歩みと、川島選手が生まれ育った旧与野市域のサッカーの歴史を約三十点の展示品で振り返る企画展が、同市中央区の与野郷土資料館で開かれている。同館は「浦和だけでなく与野にも少年団が優勝するなどの下地があり、県サッカーの底上げにつながったことを知ってほしい」としている。
 会場には川島選手のユニホームなどを展示。七日に熊谷市で行われた東京五輪の聖火リレーで使用したトーチもある。川島選手は二日に同館を訪ね「地元のために、できることは協力したい」と中央区の子どもに向けたメッセージ映像を提供した。

柏さん(右)と川島選手が所属したクラブや日本代表のユニホームなど=さいたま市中央区の与野郷土資料館で

 展示初日の十三日には、市立与野西中サッカー部で川島選手を指導した、現県サッカー協会技術委員長の柏悦郎さん(63)も訪れた。川島選手は当時からリーダーシップに優れ、三年時には県選抜に選ばれて欧州遠征に参加。自信をつけてさらに成長したという。柏さんは「普通の子が努力で欧州で活躍し、三回もワールドカップに出場した。子どもたちも展示を見て夢を目指してほしい」と話す。
 昨年創立五十周年を迎えた下落合サッカースポーツ少年団が、一九七七年に全日本少年サッカー大会で優勝した際の記念品なども展示している。八月二十九日まで。入場無料。月曜休館(八月九日は開館、十日は休館)。問い合わせは同館=電048(714)5471=へ。(前田朋子)

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