熱中症かも、そんなときは…日本救急医学会が診断アプリを公開 深刻さの判断手助け

2021年7月17日 12時00分
 関東地方は梅雨明けし、夏本番の暑さで心配なのが熱中症だ。屋内外を問わず発症し、乳幼児や高齢者は死亡リスクが高い。新型コロナウイルスの感染対策で着けるマスクが危険性を高める恐れもある。日本救急医学会は、誰もが熱中症に適切な対応できるよう手助けするスマートフォン用の診断アプリを開発し、利用を呼び掛けている。(福岡範行)

熱中症の診断が手軽にできる日本救急医学会が開発したアプリの画面

 アプリでは、熱中症かもしれない人の性別、年齢などを入力した上で簡易診断を受けることができる。「めまい」「集中力・判断力の低下」など15項目の症状から当てはまるものを選び、すぐに救急車を呼ぶべき▽医療機関で診断を受ける▽涼しい場所で応急処置をして様子を見る―の3段階で判定。近くにある医療機関の一覧も表示される。
 「なまあくび」や「筋肉痛」も、あまり知られていないが熱中症につながる症状もある。アプリ利用で、症状の深刻さに早く気づいてもらうことを想定している。診断を想定した練習モードもあり、担当の横堀将司理事は「現場監督やスポーツクラブ、学校教諭など広く使用をお願いしたい」と利用を呼び掛けている。
 救急隊員や高齢者施設の医療担当者向けの診断モードもある。アプリの入手方法は日本救急医学会のウェブサイトへ。

関連キーワード

PR情報

社会の新着

記事一覧