宿敵相手に投打で活躍 木更津総合3年・島田舜也(しまだ・しゅんや)投手<高校野球・千葉>

2021年7月19日 07時11分

力投する木更津総合の島田舜也投手=ゼットエーボールパークで

 勝利の瞬間、背番号1はマウンドで力強くガッツポーズ。九回に反撃にあって2点を返されたが、宿敵相手に堂々の完投勝利。自身もバットで八回に相手を突き放す2ランを左翼席にたたき込んだ。
 習志野は一昨年の準決勝で延長サヨナラ負けを喫した因縁の相手。一年生だった当時、信じられない敗戦をスタンドから見ていた。「先輩の悔しい思いも背負って投げた。勝ててうれしい。自分のピッチングができた」と汗をぬぐった。
 140キロ台の速球を軸にカーブとチェンジアップでタイミングを外す。八回までは散発の2安打と習志野打線を寄せ付けない。「真っすぐが低めに集まり、変化球でカウントが取れたのが良かった」と振り返る。
 速球対策として習志野打線は、各打者がヘルメットのつばを下げ、高めに手を出さないように工夫していたが、それを上回る力投だ。五島卓道監督は「うちは島田と神子(史温選手)が投の両輪。今日は島田がしっかりゲームをつくってくれた」とねぎらった。
 高校通算4本目という本塁打については「(9番打者で)監督に『打席では打たなくていいよ』と言われていたので楽な気持ちでスイングできた」。マウンドの集中力は、打席でも発揮されたようだ。(牧田幸夫)

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