小山田圭吾さんのいじめ加害 加藤官房長官「組織委員会で適切な対応を」

2021年7月19日 12時34分
加藤勝信官房長官

加藤勝信官房長官

 東京五輪開会式の楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾さんが過去の雑誌インタビューで告白した学生時代のいじめに批判が集まっている問題で、加藤勝信官房長官は19日の会見で、「障害の有無にかかわらず、いじめや虐待はあってはならない行為」とした上で「組織委員会において適切に対応していただきたい」と述べた。
 小山田氏の起用をめぐっては、知的障害者やその親などでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」が18日に公式サイトで、「小山田氏の行為には強く抗議する」との声明を公表。起用を決めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に対しても「重い説明責任があります」として、小山田氏と組織委員会に真摯な説明を求めるなど、抗議が広がっている。
 菅首相が8日の記者会見で、今回の五輪・パラリンピックで「共生社会の実現に向けた心のバリアフリーの精神をしっかり伝えたい」と発言。この点に絡み、記者からは「このままの状態で開会式が行われれば、総理が言っていたこととは真逆の誤ったメッセージを国内外に発信するリスクがあるのでは」と質問が出た。
 連合会などから抗議の声明が出ていることについて加藤氏は、政府として心のバリアフリーの精神を伝えていく姿勢に変わりはないとした上で「主催者である組織委員会において、適切に対応いただきたい。またそうした対応を取ることが必要だと考えている」と述べた。

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