組織委、小山田圭吾さん楽曲「五輪開会式で使用しない」と発表 パラ担当も辞任

2021年7月19日 21時14分
ライトアップされた五輪マーク

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  • 大会組織委員会のプレスリリース
 東京五輪開会式の楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾さんが過去の雑誌インタビューで告白した学生時代のいじめを理由に辞任を申し出た問題で、東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日夜、「辞意を受け入れる」と発表した。午後10時ごろから取材対応した武藤敏郎事務総長は、小山田さんの楽曲について「(4日後の)開会式で使用しない」と明らかにした。小山田さんがパラリンピックの開会式にも関わる予定だったことも公表し、「当然、パラからも手を引く」と説明した。
 発表では、組織委がいったん、小山田さんの留任を表明したことについて、誤った判断であると考えるに至ったと説明。「この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
 武藤事務総長は、小山田さんの担当が開会式のオープニングの4分間程度の音楽だったと説明した。問題発覚後にも留任した経緯では、小山田さんの謝罪に対し「この真摯な謝罪、反省を受け入れても良いのではないか、とまず考えた」と述べた。
 開会式まで時間がないことも踏まえ、留任としたが、「このような行為が謝罪だけで許されるものではない。その点、判断が誤った」と釈明した。組織委の責任については「混乱をもたらしたことをお詫びしたい」とした上で、「挽回して、開会式を成功させることが、われわれの責任だと思う」と語った。
◇  ◇
組織委の発表全文は以下の通り。
小山田圭吾氏のクリエーティブチームメンバーの辞任について
 本日、オリンピック開会式 クリエーティブチームのメンバーである小山田圭吾氏から、東京2020組織委員会に対し、その職を辞任するとの申し出がありました。
 組織委員会は、小山田氏の行為は断じて許されるものではないと考えますが、先日、本件についての反省とお詫びを受け入れ、開会式が迫っているなか、引き続き準備に努めていただくことを表明しました。しかし、これは誤った判断であると考えるに至り、この辞意を受け入れることといたしました。
 この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます。

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