<TOKYO2020→21>南スーダン選手団にエール 壮行会で市民ら 3人が選手村入り

2021年7月20日 07時39分

激励の品を受け取った南スーダン陸上選手団=前橋市で

 東京五輪・パラリンピックに向けて、二〇一九年十一月から前橋市で長期合宿を続けてきた南スーダン陸上選手団の壮行会が、市内の前橋テルサであった。練習を支援した通訳ボランティアや、交流した市民ら計約百四十人が駆け付け、選手にエールを送った。
 市は選手四人のうち、男子1500メートルのグエム・アブラハム選手(22)、女子100、200メートルのモリス・ルシア選手(20)が標準記録を満たしていない特別枠で出場すると発表した。
 壮行会で山本龍市長は「目の前の大会を頑張ってもらい、学んだことを生かしてほしい」とあいさつ。選手を指導した市陸上競技協会の吉野宏会長は「今までの練習はうそをつかない。健闘を祈る」と激励した。
 アブラハム選手は「合宿は素晴らしかった。南スーダンと前橋市のため五輪で最善を尽くす」と、ルシア選手は「厳しい毎日を乗り越えられたのは皆さんのおかげ。感謝します」と、ともに日本語で語った。
 両選手とオミロク・ジョセフコーチ(60)は十八日、東京の選手村に入った。八月四日まで滞在し、同九日に市内に戻る予定。
 五輪男子400メートルと同障害のアクーン・ジョセフ選手(19)は出場できず、パラリンピック男子100メートルのクティアン・マイケル選手(30)は母国パラ委員会の国際パラ委員会への加盟手続きが進まず、参加は未定。
 この二人は市内にとどまり、五輪に出場した選手らと合流して八月下旬〜九月上旬に帰国する見通し。(市川勘太郎)

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