熱海土石流 ホテル避難者に優先接種 きょう20日まで 伊豆の国の病院で

2021年7月20日 07時52分

ワクチン接種を受ける土石流の避難者=伊豆の国市の順天堂大静岡病院で(代表撮影)

 熱海市伊豆山(いずさん)の土石流災害で、ホテルに避難している人を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が十九日、伊豆の国市の順天堂大静岡病院で行われた。二十日までの日程で、避難者の生活を支える市職員を含め、希望した計八十二人が接種を受ける。
 熱海市は既に接種券を発送済み。同市で年齢や基礎疾患の有無にかかわらず予約可能となるのは二十六日からだが、避難生活は感染リスクが高いとして、県と市が十二歳以上の避難者の優先接種を決めた。災害で接種券をなくした人には市が再発行したという。
 一行はバスで伊豆の国市に行き、接種を行った。会社員島優司さん(50)は「(避難所となっている)ホテルは高齢者も多く、感染させてしまう可能性があるのが怖かった。二回目も確実に打てるので、安心できる」と話した。
 市はまた、被災地現場付近の住民を対象に、立ち入り禁止区域の一部を緩和した。緩和した区域には百十棟程度の家屋などがある。十九日正午現在、ホテルには四百五十一人が避難しているが、二十日に滞在するホテルが変更されることもあり、半数以上が退去し、自宅に帰宅するなどする見込みという。市はバスを手配し送り届ける計画だ。

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