貴源治が大麻使用…解雇処分か 名古屋場所中に流れたうわさ 当初本人は「痛み止め」「グミに」と

2021年7月20日 21時27分

貴源治

 大相撲の東十両6枚目、貴源治が日本相撲協会の調査に対し、大麻を使用したことを認め、警視庁が捜査中であることが20日、明らかになった。2019年には弟弟子に対し、指導の範囲を逸脱した行為があったとしてけん責処分を受けたことがある。2度目の不適切行為でしかも薬物使用となれば言語道断。過去の例を照らし合わせれば、解雇処分とされる可能性もある。

◆「かなり前に」の証言

 協会によると発端は、名古屋場所14日目の17日に寄せられた「貴源治が大麻を使用しているのでは」といううわさ話。所属する常盤山部屋の協会員2人が事情を知っているという情報も寄せられた。この2人のうち1人が17日の調査に対し、「かなり前に『貴源治が大麻をやっている』と力士らが話しているのを聞いたことがある」と答えた。
 20日、電話による代表取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、いつから大麻を使用していたかを「調査中」とした。ただ協会員の「かなり前」という話が本当だとすれば、常習的に使用していた疑いも出てくる。

◆同じ部屋から続く不祥事の連鎖

 千秋楽の取組後の調査に対し、いったんは「大麻成分が含まれている痛み止めを使用している」「あがり症を抑えるために食べているグミにも大麻成分が含まれていると聞いた」と説明したという。

2017年3月、貴乃花親方(当時)と握手して新十両昇進を喜ぶ貴源治

 角界では過去にも大麻問題で解雇された力士がおり、今回も厳罰は必至。常盤山部屋では、暴行問題で貴ノ岩、貴源治の双子の兄の貴ノ富士も土俵を去っている。貴源治も含めていずれも閉鎖された貴乃花部屋から移籍した力士で、同じ部屋の3人の関取が不祥事を起こすのは、前代未聞の多さだ。移籍から3年近く経過しており、指導する時間は十分あったはず。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)の力士の管理能力や指導力も問われる。 (禰宜田功)

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