<横浜市長選>まさか再選挙も? 史上最多8人出馬 現職、元知事、元大臣、元教授…大乱立のなぜ

2021年8月22日 07時16分

横浜市長選に立候補した(上段左から)太田正孝氏、田中康夫氏、小此木八郎氏、坪倉良和氏(下段左から)福田峰之氏、山中竹春氏、林文子氏、松沢成文氏

 22日に投開票される横浜市長選は、現職と新人7人の計8人が立候補している。これまでで立候補者が最多だった1982年、98年の6人を超え、混戦模様となっている。同市長選で初めての再選挙を危惧する声も上がっている。なぜ混戦となったのか、どんなケースなら再選挙となるのか。

◆IRめぐり自民分裂

 「まとまっておらず、付け入る隙ができている」。ある市議は乱立の理由をこう推測する。自民党はともにIR誘致を進めてきた現職の林文子市長(75)について、多選などを理由に支援しないことを決めた。その後、同党元衆院議員の小此木八郎氏(56)が誘致の「取りやめ」を掲げて立候補表明したが、IRを巡って党内で意見が割れて自主投票に。林氏も4選を目指して立候補を表明し、事実上の分裂選挙になった。公明は自主投票としつつ、小此木氏を全面支援する。
 一方、誘致反対の統一候補の擁立を模索してきた立憲民主党は、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)の推薦を決めたが、誘致反対を掲げて立候補表明する人が相次いでいる。IR推進は林氏ら2人だけのため、票の分散が予想される。

◆気勢上げる誘致反対派

 公職選挙法によると、最多得票者が4分の1以上の票を得られなければ再選挙になる。陣営からは、再選挙の可能性を指摘する声もある。
 市長選は、林氏、小此木氏、山中氏のほか、市議の太田正孝氏(75)、元衆院議員の福田峰之氏(57)、水産仲卸会社社長の坪倉良和氏(70)、元長野県知事の田中康夫氏(65)、元神奈川県知事の松沢成文氏(63)も立候補している。(丸山耀平)
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