<オリンピックLIVE>バッハ会長「開会式は喜びと安堵の時に」 東京では感染者急拡大

2021年7月21日 22時39分
 新型コロナの感染拡大が収まらず、「復興五輪」のスローガンがかすんでしまった中、東京五輪の競技が21日、開会式に先立って始まった。先陣を切るのは、ソフトボール。午後には、札幌、宮城、東京で女子サッカーの試合もあり、「なでしこジャパン」がカナダと対戦する。宮城以外の会場は無観客で、感染対策に神経を使う過去にない五輪のスタートだ。

22:20 初日の競技全て終了

 新型コロナ禍で異例の1年延期となった東京五輪。初日に予定されていたソフトボール3試合と、女子サッカー6試合が全て終了した。

22:00 「無観客で寂しさも」FWの岩渕選手

初戦はドローだった「なでしこジャパン」の高倉麻子監督は会見で「これから一戦一戦、成長していく。次はもっと良い試合がしたい」。コロナ禍での東京五輪。「難しい状況にもかかわらず、初戦を迎えることができた。まずは感謝の気持ちを伝えたい」と切り出した高倉監督。終始リードされ、終盤に追いつく展開に「カナダは力のあるチーム。早めに失点し、うまく攻撃を組み立てられなかった」。

女子サッカー、カナダ戦。後半、同点ゴールを決めた岩渕と抱き合って喜ぶ杉田(中央)=札幌ドームで

 同点弾を決めたFW岩渕真奈選手は「無観客で寂しさもあるけど、ベンチからのパワーを感じることができた。みんなで力を出し切った試合だった」と振り返った。次戦は24日、英国と対戦する。

21:24 女子サッカー、初戦はカナダと引き分け

 女子サッカー「なでしこジャパン」はカナダとの初戦を終え、1-1と引き分けた。

21:10 岩渕が同点ゴール 女子サッカー

 女子サッカーは試合終盤の84分、岩渕真奈選手のゴールで1-1の同点に追いついた。

20:15 「なでしこ」はリード許したまま前半終了

 札幌ドーム(札幌市)で始まった女子サッカーの予選リーグ。カナダと対戦した注目の「なでしこジャパン」は、0-1とリードを許したまま、前半を折り返した。

19:40 バッハ会長 開会式を「喜びと安堵の時に」

 IOCのバッハ会長はメインプレスセンター(MPC)での記者会見で、23日の開会式を「喜びと安堵の時になるだろう。特に選手たちはどれほどこの瞬間を待っていたか。簡単な道のりではなかったから」と占った。ドイツではほっとすることを「心臓から石が落ちる」と表現すると言い、「23日はそういう日になる」と話した。
 日本人の多くがコロナ下での五輪を不安視していると問われると、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、あらゆるコロナ対策が今回の五輪に適用されていると述べたことを挙げ、「テドロス氏はコロナに責任を持つ世界最高機関のトップだ。私から付け加えることはない」と答えた。

19:30 なでしこジャパン初戦 開始6分で先制許す

 ガラーンとしたスタジアムでのキックオフとなった。19時半。札幌ドーム(札幌市)で始まった女子サッカー「なでしこジャパン」の初戦。4万2000人収容のスタジアムに観客の姿はなく、ピッチを駆ける選手たちの大きな声が、響いた。「選手入場です」。アナウンスを合図にピッチへと進んだ両国の選手。国歌斉唱で日本の選手たちは左胸に手を当て、ユニホームの「日の丸」を握り締めた。笑顔もみられるカナダに比べ、無表情の「なでしこイレブン」。記者席に詰めた報道陣が口々に話す。「過去の対戦成績は日本が上。でも、なんか表情が硬いね。自国開催のプレッシャーか。出だしを気を付けないと…」
 開始からわずか6分、カナダに先制を許す。緊張からか、動きが硬い日本。報道陣の「予感」が当たった。

19:00 菅首相「国民の命守れる」

 菅義偉首相は官邸で記者団の取材に応じ、東京都で新型コロナの感染が拡大している中で国民の命を守れるのかと問われ、「守れると思っている」と述べた。

18:00 せめて記念写真を 無観客の札幌ドーム

 女子サッカー「なでしこジャパン」がカナダとの初戦を控えた札幌ドーム(札幌市)。無観客となり、周辺の大通りや広場は人影はまばらだ。試合開始まで1時間余り、高揚感のないまま、キックオフを迎える。「五輪の雰囲気、全くないですね」。地元の高1男子(16)は夕日に反射するドームの屋根を見上げて言った。自宅まで自転車で5分。「帰ってテレビ観戦します。近くに住んでいる市民を含め、誰一人として会場で応援できないって、やっぱ残念です」

「なでしこジャパン」の初戦を静かに迎える札幌ドーム。メインゲート前には「無観客開催」の掲示板が出された=札幌市で

 メインゲートの前では「なでしこファン」という市内の40代夫婦がマスクを外して記念撮影。「観戦チケットをゲットして、すっごく楽しみにしてたんですけどね、コロナが憎い。せめて記念の写真だけでも、と思って来ました」

17:50 2032年五輪はオーストラリアのブリスベンに決定

 IOCは東京都内で総会を開き、2032年五輪・パラリンピックをオーストラリアのブリスベン(豪州)で開催すると決定し、発表した。オーストラリアでの開催は1956年メルボルン、2000年シドニーに続いて3度目。

17:30 被災地の復興は?組織委が都内で記者会見

 東京都内のメインプレスセンター(MPC)では、被災地の復興についての記者会見が始まった。被災地でも「五輪は復興の後押しにはならない」という意見が多いことに、組織委員会の橋本聖子会長は「この1年はコロナ対策に重きを置かざるを得なかったのは事実。おわびするとともに、未来に希望を持てる事業ができないか今から考えたい」と話した。海外の記者の姿は少なかった。
 この日、無観客で行われた福島あづま球場を訪れた橋本会長は「現実に試合を見ると、やはり一人でも多くの方に見て欲しかったというのは率直にはある」と語った。

17:00 宮城で女子サッカーがキックオフ

 女子サッカーの中国対ブラジルがキックオフ。声を出しての応援は避けるように呼びかけられていたが、ゴール前での攻防には「うまい!」「そこだ!」と拍手に歓声が交じる。観客数の上限を1万人に絞ったため、最大4万9000人収容のスタジアムに密集はみられない。

16:50 1都3県がテレビ会議

 東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の知事は21日夕、テレビ会議を開き、夏休みに向けた共同メッセージを発出した。1都3県で新型コロナウイルスの急拡大が進んでいることを受け、知事らは「オリンピックはご自宅で応援を」などと呼び掛けた。

16:45 東京のコロナ感染者を発表

 東京都は、新たに新型コロナウイルス感染者1832人が確認されたと発表した。
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