大洗など3カ所 きょう2年ぶり海開き サメ騒動で当面遊泳禁止

2021年7月22日 07時47分

安全祈願祭で海に向かっておはらいをする神職=大洗町で

 大洗町の大洗サンビーチと、ひたちなか市の阿字ケ浦、平磯の計三カ所の海水浴場が二十二日、海開きする。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により開設されなかったため、二年ぶりになる。ただ、大洗サンビーチで二十日、サーファーがサメのような生物にかまれたとみられる被害が出たため、三カ所は遊泳が当面禁止される。
 県内の海水浴場十八カ所のうち、開設されるのは三カ所。残りは新型コロナのために閉鎖される。
 大洗サンビーチでは二十一日午前、安全祈願の神事が営まれ、国井豊町長や観光、商工関係者、ライフセーバーら三十七人が参加した。
 開設期間は八月二十二日まで。町は感染防止対策として、県独自の接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」の利用登録やほかの海水浴客との距離を空けることを呼び掛けるビラを配布する。また、酒類の持ち込みを禁止するほか、海の家でも販売を取りやめる。警備員が巡回し、飲酒をやめない場合は、退場を求めることもあり得るとしている。
 一方、二十日にサーフィンをしていた男性がサメらしき生物に左ふくらはぎをかまれて軽傷を負った。アクアワールド県大洗水族館(大洗町)が男性の傷を確認したが、サメとは断定できなかった。
 町によると、大洗サンビーチでサメが確認されたことはない。対策として、海水浴場を覆うように防護網を早急に設置するとしている。国井町長は「安全が確認されるまで海水浴を禁止するが、ご理解とご協力をお願いしたい」と述べた。
 阿字ケ浦と平磯の海水浴場を開設するひたちなか市も同様に防護網を設置する予定で、それまでは遊泳禁止にする。(松村真一郎)

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