【全文】小林賢太郎さん「愚かな言葉選び間違い」五輪開会式の演出担当を解任

2021年7月22日 13時11分
小林賢太郎さん

小林賢太郎さん

 23日の東京五輪の開会式でショーの演出を担当する元お笑い芸人の小林賢太郎さんが22日、大会組織委員会に解任され、委員会を通じてコメントを発表した。過去に上演したコントで、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)について不謹慎な表現があったと認め、「当時の自分の愚かな言葉選びが間違いだったということを理解し、反省しています」と謝罪した。
 小林さんは1998年に発売されたビデオに収録されたコントの中に、「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」などのセリフがあった。小林さんはコメントで「極めて不謹慎な表現が含まれていました」と認めた。
 コントを発表した当時は、「思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だ」と振り返り、その後は考えを改めて、「人を傷つけない笑い」を目指すようになったという。
 さらに、コメディアンを引退後もエンターテイメントに携わる小林さんは「人を楽しませる仕事の自分が、他人に不快な思いをさせることはあってはならないこと」とお詫びした。

◆小林さんが組織委を通じて発表したコメントは以下の通り

 小林賢太郎と申します。私は元コメディアンで、引退後のエンターテイメントに裏方として携わっています。
 かつて私が書いたコントのセリフの中に不適切な表現があったというご指摘をいただきました。確かにご指摘の通り、1998年に発売された若手芸人を紹介するビデオソフトの中で、私が書いたコントのセリフに、極めて不謹慎な表現が含まれていました。
 ご指摘を受け、当時のことを思い返しました。思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だと思います。その後、自分でも良くないと思い、考えを改め、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました。
 人を楽しませる仕事の自分が、他人に不快な思いをさせることはあってはならないことです。当時の自分の愚かな言葉選びが間違いだったということを理解し、反省しています。不快に思われた方々に、お詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
 
 先ほど組織委員会からショーディレクター解任のご連絡を頂きました。これまで、この式典に携わらせていただいたことに感謝いたします。

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