川崎大師の魅力をリアルに体験 和楽器バンドの蜷川べにさん 「世界に日本文化発信」動画公開

2021年7月24日 07時33分

「とんとこ飴きり」を体験する蜷川さん(中)(YouTube「蜷川べにチャンネル」から)

 八人組ロックバンド「和楽器バンド」のメンバーで、津軽三味線奏者の蜷川(にながわ)べにさんが、川崎大師平間寺(川崎市川崎区)周辺で飴(あめ)きりやちょうちん作りを体験し、自身のYouTubeチャンネルで動画の公開を始めた。5月下旬から4本の体験動画を順次公開したところ、総再生回数は5万回超にも。「コロナ禍で外出しにくい今こそ、リアルに魅力を発信して楽しんでもらいたい」と語る。(石川修巳)
 この企画には、大師エリアを中心に地域おこしに取り組む「大師ONE博(わんぱく)」が協力。蜷川さんは、友人のデジタルクリエーター佳奈さんと一緒に、川崎大師近くのかどや開運堂、布間提灯(ふまちょうちん)店、川崎キングスカイフロント東急REIホテルなどを訪ねた。
 「とんとこ飴きり」で知られる松屋総本店では、はんてん姿で飴づくりを体験。飴きり専用の包丁を手に、職人とともに「とんとこ」の音を響かせるセッションも演じた。「【老舗】勝手に一日女将デビュー」と題したこの動画は、五月下旬に公開後、既に一万四千回視聴されている。
 蜷川さんが津軽三味線を担当する和楽器バンドは、詩吟と和楽器、ロックを融合させた演奏が海外でも人気。日本の伝統芸能や文化を支援するプロジェクトも展開しており、昨年は三味線の老舗メーカー、東京和楽器(東京都八王子市)に対し、ライブ会場に「たる」を置いて集めた募金など約八百万円を届けた。
 蜷川さんは今年一〜二月、本紙TOKYO発面で全十回の連載「私の東京物語」に登場し、伝統楽器を守る決意をつづった。

「和の魅力をリアルに伝えたい」と語る蜷川さん(右)と佳奈さん=川崎区で

 今回の動画も「和のフィールドを盛り上げるきっかけづくりを目指す」と蜷川さん。「願い事が叶(かな)うまち」を掲げる大師エリアを第一弾として、「世界に向けて日本文化を発信し、日本の良さを再認識してもらえるようなチャンネルにしたい」と願っている。 

関連キーワード

PR情報

神奈川の新着

記事一覧