五輪無観客でも1000円上乗せ 首都高「20分走って2000円以上」

2021年7月24日 21時39分
 東京五輪・パラリンピック期間中、首都高速道路は混雑緩和のため、東京都内の区間を午前6時~午後10時に走る自家用車は、通常料金に1000円が上乗せされる。五輪2日目の24日、首都高に接続する東名高速道路の海老名サービスエリア(SA、神奈川県)では、利用者から「1000円の値上げは高くて困る」「迂回してきた」などの声が聞かれた。(曽田晋太郎)

ロードプライシングの実施を知らせる首都高速道路の電光掲示板=22日、東京都大田区で

 昼下がり。海老名SA下り線の駐車場は、ほぼ車やバイクで埋まり、昼食や休憩で立ち寄る人で混雑した。東京都練馬区から静岡県御殿場市まで友人2人と日帰りドライブ中の男性会社員(25)は、1000円の上乗せを知らなかった。東名高速に入る料金所で通行料が高いことに気付いたといい、「20分くらい走っただけで2000円以上取られると思わなかった」と嘆いた。
 上乗せを知りつつ首都高を使った人もいた。練馬区の会社経営の男性(53)は家族2人で神奈川・箱根に1泊旅行に向かうといい、「早さを優先した。案の定、首都高は全く混んでいなかった」。ただ、「1000円の値上げは痛手なので帰りは乗らない」とも。

◆周辺の高速道路は大渋滞

 迂回した人も。品川区から箱根までバイクでツーリング中の男性会社員(47)は「一般道はそれほど混んでいなかった」。よく首都高を使って出掛けるが、「料金の上乗せ期間中は高いので乗る気はしない」ときっぱり。
 日本道路交通情報センターによると、この日、五輪に伴う交通規制の影響で、首都圏の高速道路は上り線を中心に混雑した。関越道の鶴ケ島IC付近で25キロ、東北道の浦和料金所付近で14キロなどの渋滞が発生した。

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