紆余曲折経て初の五輪舞台 優勝候補・桃田賢斗がストレートで初戦突破<バドミントン男子シングルス>

2021年7月25日 22時25分
男子シングルス1次リーグ 米国選手と対戦する桃田賢斗=武蔵野の森総合スポーツプラザで

男子シングルス1次リーグ 米国選手と対戦する桃田賢斗=武蔵野の森総合スポーツプラザで

 バドミントンの男子シングルス1次リーグA組の桃田賢斗=NTT東日本=は米国のティモシー・ラムを2―0で破り好スタートを切った。
 紆余(うよ)曲折を経て、焦がれ続けた舞台に立った。優勝候補として初の五輪に臨む桃田は、格下の相手に30分余りでストレート勝ち。「たくさんの人に支えられて、やっとこのコートに立てている」と感謝の思いを込め、伸びやかなプレーで快勝した。
 この会場で戦うのは2年前のジャパン・オープン以来。コートの感触を確かめながら羽根を追った。縦方向の風を感じ、「もっと競った場面では慌ててしまう要因になる」と今後の対応も想定。終始落ち着いてラリーを組み立て、「フィジカル面は問題ない」と自信を強めた。
 5年前のリオデジャネイロ五輪は、自らの不祥事で棒に振った。1年半前には不運な交通事故にも遭った。バドミントンを続けたい一心で困難を乗り越え、自国開催の五輪にたどり着いた。23日の開会式では五輪旗を運ぶ大役を経験。「気持ちの面で強くなれた」といい、心身はますます充実している。(佐藤航)

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