IOC 東京のコロナ感染者急増「コメントするのは私ではない」

2021年7月27日 20時24分
 国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は27日午前、東京都内で開かれた定例会見で、都内の新型コロナウイルス感染者の急増について問われ「日本国内のケースに関してコメントするのは私ではなく地元の保健当局だろう」と回答を避けた。
 大会組織委員会はこの日、選手・関係者から新たに7人の検査陽性者が出たと発表。うち選手2人を含めた5人が海外在住者だった。7月1日からの累計は160人に達し、そのうち海外在住者が79人で、ほぼ半数となっている。
 会見では「東京五輪を開催するタイミングは適切だったか」という質問も飛んだ。アダムス氏は選手・関係者のスクリーニング検査の陽性比率が0・02%であることやワクチンの接種率の高さを示し「日本の方々に大きな信頼を与えることができると考える」と主張した。
 一方、都内の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多となった27日、江戸川区のカヌー会場でボランティアとして活動する50代女性は「きょう2800人も出たんですか?」と驚いた。「こんな状況で五輪をやっていいのか、私も分からない。せっかく参加できたのに活動を楽しめない」と困惑していた。(原田遼)

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