東京の感染者、最多2848人 「病床は早晩いっぱい」専門家の予測超える増加ペース

2021年7月27日 20時52分
スクランブル交差点を行き交う大勢の人たち =27日、東京・渋谷

スクランブル交差点を行き交う大勢の人たち =27日、東京・渋谷

 東京都は27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2848人報告されたと発表した。1日当たりの感染者数は「第3波」のピークだった2520人(1月7日)を上回って過去最多。緊急事態宣言発令から2週間がすぎたが、急激な感染拡大に歯止めがかからない。(岡本太、松尾博史)
 21日の都モニタリング会議で、専門家は「2週間を待たずに第3波をはるかに超える危機的な状況になる」と指摘したが、約1週間で第3波のピークを突破した。27日の新規感染者の内訳は20代33%、30代21%、40代16%に対し、65歳以上は2・7%。重症者は82人で、この1カ月で2倍超となったが、ピークの160人(1月20日)の約半分。
 都の感染状況分析にかかわる都医師会の猪口正孝副会長は「連休明けで、たまっていた検査結果が出て最大瞬間風速となったとしてもおかしくない」としつつ「緊急事態宣言が発令されているが、人流があまり抑制されていない可能性がある」と懸念を表明。「(増加が続くと)入院先を決める調整能力が追いつかなくなり、病床は早晩いっぱいになる。重症になる一定の確率がある40~60代はとにかく感染しないようにしてほしい」と訴えた。

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