渥美万奈、先制点もぎ取る執念のヘッドスライディング<ソフトボール>

2021年7月27日 23時51分
 27日に行われた東京五輪のソフトボール決勝は、日本がライバル米国を下し13年ぶり連覇を果たした。

日本―米国 4回表2死一、三塁、渥美(手前)の内野打でもぎ取った先制点に沸く日本ベンチ=横浜スタジアムで

 緊迫した展開の中、貴重な先制点をもぎ取ったのは、守備が持ち味の9番打者だった。四回2死一、三塁から二塁内野安打を放った渥美万奈(トヨタ自動車)は、ベンチで沸く仲間へ右手を突き上げ、喜びを爆発させた。
 1ボール2ストライクからの4球目。外寄りの球に最後まで目を切らず、食らい付くようにバットを出す。高いバウンドに、迷わず一塁へ頭から滑り込んだ。三回まで毎回、得点圏に走者を進めながら無得点が続いていた試合を、執念でこじ開けた。
 三回の第1打席から球がよく見えていた。厳しいコースに最短距離でバットを出してカット。10球を投げさせ四球を選び、先発オスターマンを引きずり降ろしていた。
 得意の守備でも見せた。六回1死一、二塁、この日最大のピンチで三塁手がはじいたライナーにグラブを伸ばしてダイレクトキャッチ。素早く体を反転して二塁に送り、併殺を完成させた。攻守にわたる活躍で、チームを頂点に導いた。

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