24時間70円のレンタル傘1000本、池袋駅周辺11施設に設置 自閉症作家がデザイン

2021年7月28日 07時14分

池袋駅周辺でレンタルが始まった傘=豊島区で

 傘を安く借りられるサービスが27日、豊島区の池袋駅周辺で始まった。駅や区民センターなど11施設に、晴れ雨兼用の傘1000本が置かれる。雨の日や日差しが強い日も街巡りを楽しんでほしいという。傘のデザインは、多様性を発信するため、自閉症がある作家小林覚さん=岩手県=が手掛けた。
 サービスは、日本たばこ産業東京支社による地域貢献活動の一環でもあり、この日は、JTと豊島区、傘のレンタルを各地で展開する「ネイチャー・イノベーション・グループ」(渋谷区、アイカサ)が協定を結んだ。
 傘は、24時間70円で借りられ、使い捨ての傘を減らすことが期待される。傘には「Rethink PROJECT」(再考をキーワードに社会課題と向き合うプロジェクト)の文字をアレンジした小林さんの絵がちりばめられている。
 区内で開かれた会見で、アイカサの丸川照司代表は「買う予定がなかった傘を買うより、借りて浮いたお金を好きな場所で使ってほしい」と話した。小林さんのデザインを提供した関係者は「自閉症の作家さんの作品が街を彩ることができる。そうやって、景色ができあがっていくことがうれしい」と語った。(中村真暁)

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